必要とするものは、すでに持っている

昨日は、都市住民が考える「森の居心地」を探る @上智大学で登壇させて頂きました。北海道大学の上田先生の樹木葬、赤坂溜池クリニックの降矢院長の森林療法など一緒に登壇させて頂いた先生方、参加者の皆さんからのFBも勉強になりました。

常々、企業経営にもホリスティックな視点は大事だと感じていて、そいういうことを数年前までは口にすることすらタブーな風潮がありましたが、それらは変わりつつあるなあと。

私たちの多くは「豊かさ」とは、何かしらの地点に到着したり、経験をしたり、目に見える形で手に入れられると考えている。

「豊かさ」は、今ある全てが完全で満ち足りていると感じる中に流れていて、自然界も同じように、すでに存在する有限な資源が美しく完全性の中にある。

最近よく耳にするようになった持続可能性(サスティナビリティ)や全体性(ホリスティック)の本質も

「自分が必要とするものは、すでに自分は持っている」

と認識し、感じるところにあるなあと。そういう感覚を森や自然が教えてくれる。

日本人が森や自然に強く惹かれるのは、太古の昔から八百万の神、森羅万象など自然を崇め「私は生かされている」ということを深いところで知っている民族なのだからかもしれない。

YADOKARIを始めたのも都会で住宅ローンや車などのハイコストの為に満員電車に揺られ終電で帰宅するような馬鹿げた暮らしではなく、自然と繋がりを取り戻し、生きるエネルギーに満ちたライフスタイルをもっと気軽に選択できないものかと。

そういう暮らしを今の若い世代はインターネットの恩恵を受けながら自然に実践してる。Van Life、タイニーハウス、ミニマリスト、ノマドなどもその流れの一つ。

タイニーハウスや動産自体は単なる建築の代替案として語られることが多いのですが、そんな表層の話ではなく肩の力を抜いて「大切な人たちと、大好きな場所で、もっともっと自由に暮らせる」ような未来をみんなで創り上げていきたい。

今回コーディネート頂いた小野さん、赤池さん貴重な機会をありがとうございました。

▼ 都市住民が考える「森の居心地」を探る @上智大学
https://watashinomori.jp/news/2018/20180417_37.html

2018年6月18日