小さく住まうことが正解ではない

動産・タイニーハウスを活用したYADOKARIの2つ目の施設「Tinys Yokohama Hinodecho」がスタートします。

小さく住まうことが正解ではなく「豊かさを再編集」するための、あくまで通過点だと考えてます。その上で「動産活用の提案は賛否両論を巻き起こすカウンター」的な側面を持っています。世界を見渡してみると「小さな暮らし」の潮流が、世界中の先進国を中心に始まっています。

必要最低限のモノのみを所有し、ローンを抱えず小さな家に住む「タイニーハウスムーブメント」はリーマンショックを機にアメリカで広まり、その多くは自動車で牽引することができる動産(トレーラータイプ)をベースとした住宅。現在はVanLifeというミレニアル世代の新たなファッションにもなりつつあります。

日本でも東日本大震災をきっかけに「小さな暮らし」(断捨離・ミニマリスト・シンプルライフ・小屋・ノマドなど)の潮流として、住まい方や働き方を見直そうという動きが始まっており、シンプルに生きる手段の一つとして国内でもタイニーハウスや動産活用が注目を集めつつあります。

こういった流れは金融危機や自然災害などが引き金となって、アメリカや日本だけではなく欧州・北欧など含め先進国で同時多発的に始まっており、消費文化へのカウンターカルチャーとしても機能し始めています。

特に今後は自動運転の発達とも相まって、移動手段としての車が、家・仕事場(店舗含む)としての機能を持ち始めると予想しています。サテライトとしての動産が母屋や商業店舗などと連動すると不動産の概念が大きく変化していく事でしょう。

つい先日発表されたトヨタのコンセプト車「e-Palette Concept」などもモビリティの未来を予期させますね。

動産活用の課題は、エネルギーと汚水処理の問題。EVや太陽光発電、バイオ下水処理などのオフグリッド技術、ホームオートメーションやVRなどのIoT技術も進めば動産の可能性はよりカジュアルに広がることでしょう。2030年頃には大きく変化しているかもしれません。楽しみです。

横浜で展開する弊社YADOKARIの高架下タイニーハウスホステルは春頃オープン予定ですので、是非遊びに来て下さい!

YADOKARIの高架下タイニーハウス複合施設 「Tinys Yokohama Hinodecho

2018年2月19日