「幸福に生きる」とは

今の世界経済の大混乱時代を越えた次の時代はどうなっているのだろう。僕は今20代後半。60代になる頃には、まったく違う価値観の時代が来ているに違いないと薄々感じている。

人々は、長い歴史の中で資本主義、社会主義、共産主義など色んな形を作ってきた。しかしながら、理想の「幸福」な状態は今だ実現していない。

また、現在、資本主義の真っ只中で生きている以上、
お金との関係性から色んな出来事が成り立っている。
その中で、人々は喜怒哀楽を感じ毎日を生きている。
また漠然と将来に不安を持ち混沌とする者も増えてきている。

そんな混乱の世の中で、
一つ次元を上げて「幸福に生きる」ことを真剣に考えている者たちは、
まず初めに「お金から自由になろうとする」。

ある者は、
「圧倒的な経済的自由を手にすることで自由になる」

ある者は、
「自給自足、質素、農業、地域通貨、小規模共同体等、資本主義を離脱することで自由になる」

ある者は、
「啓発、宗教、啓蒙等によって心と価値観を変えることで自由になる」

これらには良い悪いはないので、自分が好むものを選ぶといいと思う。

また、こういった新たな「幸福に生きる」形を掲げ、邁進するリーダーたちは一人ではない。21世紀に入って、これから起きる世界的な変化は、ガンジーや坂本竜馬のような革新的な人ではなく、気がつき始めた多くの人がありとあらゆるところでリーダーになって進んでいくはずだ。

特に、仕事や物やお金に忠誠心を尽くし、人生を捧げているこれまでの大人たちの常識をあっと驚くように軽々と超えて、人生の主導権を己でしっかり持ち、世の中の多くの人々に役に立てる生き方をしようとする、そういった若者達がこれからの世界を作っていくことだろう。

さて、そんな「幸福に生きる」ことを真剣に考え、
それらを実現している現在のリーダー達の中にも
違和感を覚えることが一つある。

どんな違和感か。それは、、、

「孤独を癒したい」

という欲求だ。

「幸福に生きる」ことを真剣に考え行動しているのに
「孤独を癒せていない」者達だ。別にリーダーに限ったことではない。

この原因が何なのか?というのを突き詰めていくと
世界という共同体の最小単位である
「家族」という共同体にたどり着く。

簡単に言うと

「家族関係がうまくいっていない、家族同士の絆がない」

ということ。

人間は一人では生きられない。
だから宇宙、地球、世界、国、地域、会社、学校、サークル、友達、恋人、家族と
ありとあらゆる共同体を作って共生している。
その共同体の最小単位というか基盤が「家族」だ。

この「家族」が、

「会話があまりない」
「絶縁している」
「本音で話ができない」
「助け合えていない」
「お互いを尊敬していない」
「お互いを理解し合えていない」
「弱いところを見せられない」
「かけがえのない存在だと思っていない」
「愛し愛されていない」
「依存しあっている」

という共同体として正常に成り立っていない場合、
そこには「愛情の受け渡し」や「絆」が生まれず、
どこもまでいってもその孤独は癒されない場合が多い。

「家族」という小さな共同体で、まずは「愛情の受け渡し」や「絆」を育み学ぶことが必要だと思う。人によってはとてもつらい事かもしれないが。

一つ次元を超えた例を挙げよう。
「家族」って共同体はとても不思議な共同体で、
家族関係が崩壊しようとすると家族の誰かが
突然荒れたり、病気になったり、怪我をしたり、亡くなったり、
するということは無いだろうか?

こういうことは、皆さんにも思い当たる節があると思う。
それは、突発的な出来事がバラバラになろうとしている「家族」に必然的に意識を向けさせ、家族関係を見直そうとしているのではと僕は考えている。

「家族」と言う最小単位の共同体が「幸福に生きる」ための最高の学びの場であるということを見えない誰かが教えてくれているのかもしれない。

用は「幸福に生きる」ためには、まずは「家族との絆を育む」ことから始めることが大前提としてある。これを見過ごしていたり、諦めていたり、できていない人たちが多すぎる。

あなたの空虚感や恐れや不安、悩み、多くの満たされない欲求は
「家族との絆を育む」ことでほとんどは解決するだろう。

そして「愛」や「絆」を心底感じ、学び、理解し、
偽善ではない真の還元ができる人物として「幸福」を手にしてほしい。
もちろん僕自身も学び行く一人だ。

かたっくるしくなりましたが、
年末やお正月は日本の各地で家族団欒がたくさんあることでしょう。
そんなときに、貴方が少し突破口を開いて
今の家族関係を改めて見直してみたらどうでしょうか?

そんな小さなことが積もり積もって、世界全体で見たとき
「幸福に生きる」次の時代が到来していることだと思います。

今年一年もLIFE WORK MINDを読んで頂きありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

2010年12月18日