「土に還る」と「病は心の影」

お盆、実家帰省にて父母より何か確信をつくだろう一言をもらった。

父は言った。

「人間は、最後、土に還るだい」

何かを悟ったような予想だにしない一言だった。

私の実家は、自営業と畑作の兼業スタイルが祖父の代からずっと続いている。祖父が他界してからは、祖母が畑を引き継ぎ、現在は、母が引き継いでいる。

そんな中、

「畑なんざ、土いじりなんざ、死んでもやらん!」

と言い張っていた根っからの商人父が、畑で草むしりをしてトマトを収穫していた・・・なんというか、そういうことなのだろうか。

金、物、地位、名声など欲望と膨大な情報が渦巻く都会で齷齪働く私には、シンプル過ぎる一言だった。

よくよく実家での暮らしを振り返ってみると結果「共同体」といわれるコミュニティがご近所レベルから地域レベルまで自然と成り立っている。

大切なものが、何か見えるが、肌で実感するには、まだ到底いける感覚ではないと思う。

だからまだ私はビジネスという場で揉まれていたいと思う。

そんな父の一言でした。

続いて母の一言

「病は心の影だい」

私が、パソコンの使い過ぎか「肩こりが酷い」と愚痴を溢したときの一言だった。

「そんなに生き急ぐなってことだい。焦るな。焦るな。なんもなくなりゃしないよ」

「肩を揉んで、薬を飲んで、シップを張って」っという返答はまったくもって母の口からは出なかった。

別に、ウチは無宗教、無宗派ですよ。(笑)

頭では理解しようとしたが、ほど遠い感覚ですね。

ちなみに、私の実家地域は、

「全世界で平均寿命男性1位、女性4位」

だそうです。世界レベルなのかと・・・

2009年8月17日